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頭でっかちになって、身体の感覚を置き去りにしていませんか?

世の中には様々な「健康のために〇〇するべき」という言説が溢れていますよね。
たとえば、食事に関することだと……。

  • 食事は一日三回食べるべき
  • 毎日決まった時間に食事するべき
  • 朝食はしっかり食べるべき

こんな感じのことがよく言われている気がします。
ネットやテレビからの情報はもちろん、幼い頃に親や学校の先生からこう躾けられていて、今でもこの言いつけを守って生活しているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ですが、この「健康のために〇〇すべき」を実行したとき、実際に自分の身体がどんな反応をしているか、確かめてあげていますか?

目次

人間の身体は千差万別

私たちの身体は、ひとりひとり違っています。
好きな食べ物、心地よく感じる匂い、気分が良くなる感触などといった好みはもちろんのこと、身体の状態や生活スタイルだって人それぞれ。
毎朝ランニングが出来るほど体力のある人もいれば、起きて食事をしてお風呂に入るのがやっとという方もいます。
一人分の食事では足りない健啖家もいれば、ちょっと食べれば満腹になる人もいます。

私たちはひとりひとりが違う身体・違う生活スタイル・違う性格を持って生きていますよね。
感じ方も考え方も、出来ることも人それぞれです。
なのに一律で「食事は一日三回食べるべき」「毎日決まった時間に食事するべき」「朝食はしっかり食べるべき」と思い込んでしまうのは、ちょっと乱暴な気がしませんか?

大切なのは「自分の身体がどう反応しているか」

健康・美容のために色々やってるけど、その割にあんまり……

こう仰る方にお話を聞くと、ほぼ全員が「身体の反応はそっちのけでひたすらタスクをこなしているだけ」という状態になっています。

こういったことは、真面目で勤勉な方に多い印象です。
決めたことを黙々と続けられるのは、決して悪いことではありません。
しかし、いつの間にか目的の手段がごちゃごちゃになっている場合も。

何をどうしたくて始めたことだったのか、一度立ち止まって考えてみましょう。
「健康のために・美容のために〇〇する」
最初の時点では、今よりもっと元気で美しくなりたいという気持ちから始めたことですよね。
決められたタスクをこなすために始めたわけではないはず……。

まず大切なのは、自分の身体がどんな反応をしているか、ひとつひとつ確認してあげること。

三食きっちり食べることで、身体はどう変化した?
前より調子が良いのか、それともお腹のあたりがもったりする感覚になったのか。肌質や排便のサイクルはどうなったのか。

良い反応が返ってきたことはそのまま続けてみる。
逆に、やってみたら身体が重だるくなることは一度辞めてみる。

身体の反応を気にしてあげる癖が付けば、自然と自分に合った習慣が身に付いていきます。

身体の感覚を置き去りにしない

頭でっかちになって、身体の感覚を置き去りにしている方は多くいらっしゃいます。
この記事を書いているスタッフも、実はその一人でした。

スタッフの体験談

高校生の頃から慢性的にお腹の調子が悪く、ほぼ毎日腹痛に苦しめられていました。
健康になりたい一心で「三食ちゃんと食べる」「朝ご飯はしっかり食べる」を実践していたものの、お腹の調子は一向に良くならず……。
ある日ふと、食べる回数・量を減らして腸の仕事を減らしてあげたらどうなるんだろう?と思い立ち、これまでの習慣を「回数は固定せず、お腹が空いたら食べる」「朝ご飯は無理に食べなくてもいい」「絶対に満腹まで食べない」というものに変更したところ……。
一~二週間程度であっさりと腹痛がなくなりました。

自分の身体のことを本当に理解できている人というのは、きっとごくごく少数です。
思わぬ方法が自分にぴったり合っていたりもしますし、これまで続けてきたことは実は相性が悪かった、なんて場合もあります。

ずっと続けてきたことを思い切ってやめてみる、というのは、結構勇気が必要なことかと思います。
これまでの努力や時間を無意識に否定したくなくて、本当は自分に合っていないことが分かっているのに、身体の声を無視している人もいらっしゃるのではないでしょうか。

決めつけず、思い込みすぎず、意固地にならず、ときには思い切りよく、自分の身体と対話しながら「コンディションが一番良くなる習慣」を探っていけたら良いですね。

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